1.建物・外観デザイン
1978年(昭和53年)5月26日ポルトガルのポルト市と長崎市が姉妹都市を提携しています。「メルカつきまち」が立地する築町地区の街づくり計画で示された「ポルトガルの下町の街並み」をキーワードに、ポルトガルの建物にみられる「アズレージョ(白地に青絵の装飾タイル)」を外壁デザインのポイントとして使用しています。使用した装飾タイルは、対候性などを考慮し、佐賀・有田焼のものです。
建物全体の色合いでも現地の街並みを意識し、極彩色を避け全般的におとなしい色遣いに配慮しています。
建物全体の色合いでも現地の街並みを意識し、極彩色を避け全般的におとなしい色遣いに配慮しています。
2.築町市場
1924年(大正13年)10月1日、築町市場は長崎市の公設市場として営業を始めました。これは当時物価が騰貴し市民が困窮したため、長崎市が県の補助を得て設置し、日常生活必需品の販売を指定商人に行わせたものです。
また、築町は、からすみ、かまぼこ、鯨、海産物などバラエティーに富む長崎の食文化に関する店舗が集積した町です。そのなかでも「築町市場」は鮮魚・精肉・野菜の生鮮三品を中心に、新鮮で豊富な食材を安心とともに提供し、長崎県下随一の生鮮市場として今日に至っています。
築町市場は粋・活きした、長崎の旬の味が自慢、毎日の食卓に嬉しい、とびきり新鮮な生鮮三品から、うなぎやつけものなどこだわりの逸品が勢揃いです。 これからも「市民の台所」として、みなさまに安全・安心な食品を提供してまいります。
また、築町は、からすみ、かまぼこ、鯨、海産物などバラエティーに富む長崎の食文化に関する店舗が集積した町です。そのなかでも「築町市場」は鮮魚・精肉・野菜の生鮮三品を中心に、新鮮で豊富な食材を安心とともに提供し、長崎県下随一の生鮮市場として今日に至っています。
築町市場は粋・活きした、長崎の旬の味が自慢、毎日の食卓に嬉しい、とびきり新鮮な生鮮三品から、うなぎやつけものなどこだわりの逸品が勢揃いです。 これからも「市民の台所」として、みなさまに安全・安心な食品を提供してまいります。
3.建物の名称
築町地区の風情は、ポルトガルの街並み、特に市場の風情に良く似ていると言われています。「市場」をポルトガル語で「メルカード」と言い、ここから市民に親しまれやすい「メルカ」を語源に、ながさき市民生活便利館「メルカ つきまち」という愛称になりました。
現在、「メルカ」と言えば、メルカつきまちであることはほとんどと言っていいほど長崎市民に浸透しています。
現在、「メルカ」と言えば、メルカつきまちであることはほとんどと言っていいほど長崎市民に浸透しています。
4.話題のポイント
(1)バルセロスの雄鶏
メルカつきまちの正面入口には、極彩色の可愛い「ニワトリ」が立ち、お客様を迎えてくれています。
これは「バルセロスの雄鶏」といわれ、ポルトガルでは古くからの伝説に基づき、正義と愛のシンボルとして親しまれているものです。
このメルカつきまちでも、来館のお客様の幸福を願い、お迎えするその可愛い姿に、是非注目してください。
メルカつきまちの正面入口には、極彩色の可愛い「ニワトリ」が立ち、お客様を迎えてくれています。
これは「バルセロスの雄鶏」といわれ、ポルトガルでは古くからの伝説に基づき、正義と愛のシンボルとして親しまれているものです。
このメルカつきまちでも、来館のお客様の幸福を願い、お迎えするその可愛い姿に、是非注目してください。
(2)メルカ橋
裁判所側から「メルカつきまち」の3階に通じる連絡橋は、「メルカ橋」と名付けられ、帆船をイメージしています。
裁判所側から「メルカつきまち」の3階に通じる連絡橋は、「メルカ橋」と名付けられ、帆船をイメージしています。